業務内容

Q.建設アシスト(BPOによる業務委託)の具体的な業務内容を教えてください。

A.現場監督が現場業務に集中していただけるように、現場業務の大半を占める書類業務、例えば、日常的な施工資料、図面作成、立会などの調書、設計変更協議、完成書類などを、我々建設アシストが担います。
建設アシストを導入した場合は、その書類業務を建設アシストが、サテライトオフィスで行うやり方で対応しております。建設アシストの詳しい取り組み内容については、商談のなかでご説明させていただきます。

Q.建設業界で提供してきた多くのサポート実績に基づき、顧客から高く評価されているメリットを教えてください。

A.建設アシストを導入するメリットは以下のとおりです。
・現場監督が監督業務に集中できる
・建設現場の生産性をアップ
・社内人材のさらなる有効活用
・コストパフォーマンスが高い
・働き方改革関連法や日本の人口減少への対策

Q.コア業務とノンコア業務の区分方法およびその考え方について教えてください。

A.当社では、業務を以下の3つのカテゴリーに分類しております。それぞれのカテゴリーに応じて、技術的知識や専門性が求められる業務内容が異なります。
1. コア業務
・概要: 施工や品質に関する技術的知識を要する判断が必要な業務です
・具体例: 設計変更対応に関する業務(ライン図、舗装工図、ステップ図、フロー図、道路占用図、各種数量計算書など)
2. 半コア業務
・概要: CADによる図面修正に関する業務です
・具体例: 赤黄図、削孔出来形図、割付図、施工計画書、足場図、竣工図など
3. ノンコア業務
・概要: 専門性の低い建設書類作成や報告書、集計関係の業務です
・具体例: デジタルサイネージ更新、安衛協・安全大会資料、新規入場者動画、品質試験報告書、ミルシート、ガードマン月報など
施工、品質における技術的判断、決定と現場作業はコア業務に当たるため、建設アシストが対応可能な範囲は図面修正の半コア業務や書類業務のノンコア業務になります。初回は各業務の説明をお願いしており、その後は随時相談の上で対応可能かどうかを判断いたします。ご不明点やご相談事項がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q.建設アシストが対応できる業務内容の中に施工計画書や要領書の作成などありますが、どの程度のクオリティで作成してもらえるのか教えてください。

A.各社で定められた施工計画書のひな形を使用し、図面や特記仕様書から読み取れる情報を入力し、全体の約60%を完成させた状態で現場に提出いたします。その後、チェックバックを行い、最終的な仕上げを行います。要領書については、協力会社から提出されたものを整え、計画書に挿入いたします。クオリティや業務対応可能範囲については、御社の仕様を確認させていただき、判断させていただきます。

Q.業務をまるごと依頼することは可能か教えてください。

A.”建設アシスト”の業務形態は基本BPO・アウトソーシングになります。詳細は下記のリンクをご参照ください。
>建設アシストBPO

人材育成

Q.建設アシスト業務に従事する社員のモチベーションを、どのような方法で維持されているか教えてください。

A.当社では、チームで業務を分担することで、繁忙期における平均残業時間は3.61時間、それ以外の期間ではほぼ残業が発生しない環境を実現しています。勤務地は利便性の高い駅近サテライトオフィスが基本となっており、時短勤務制度も導入しておりますので、正社員として仕事と育児を無理なく両立できる環境が整っています。
また、建設業界のエキスパート(レジェンド講師)による指導や研修、OJT研修に加え、eラーニングシステムの構築など、充実したトレーニングプログラムをご用意しており、スキルアップやキャリアアップを全面的にサポートいたします。特にCADの上級資格取得に向けた支援も行っております。現在支給している資格手当には、建築CAD検定准1級以上、施工管理技士、建築士などが含まれており、社員の努力を適切に評価する仕組みを定期的に見直しております。これらの取り組みが奏功しているのではないかと考えております。

Q.多様な構造物を取り扱う中で、実際の構造物のイメージがつかみにくい場合もあるかと存じますが、現場監督からの指示や依頼はどのように理解されているのでしょうか。アシストに対する育成・教育についてどのような取り組みをされているか、教えてください。

A.現場見学とレジェンド講師による研修等を行います。当社では、大手ゼネコンで所長まで経験された建設業のエキスパート人材をレジェンド講師としてご協力をいただいております。レジェンド講師による指導や仕事でわからないことがあれば、気軽に相談できる人材がいるのも当社の強みです。
また、建設アシスト技能学習ツール『技ログプラス』を活用することで、クラウド技術を駆使し、時間に制約がある場合でも、いつでもどこでも動画で体系的な学習が可能です。教育面においても、社員が時間に縛られることなく効率的にスキルを習得できる環境を整えております。

採用

Q.建設アシスト、建設アスリートともに外国人の方を多く採用されているのはなぜでしょうか。また彼らはどの程度日本語でのコミュニケーションが取れるのでしょうか。採用基準などがあれば教えてください。

A.日本、特に建設業界では深刻な人手不足が問題となっているため、優秀な外国人人材が日本の建設業界を支援できる体制の構築を目指しております。具体的には、現地の大学で建設学科を卒業し、専門的・技術的分野の在留資格を有する外国人人材を積極的に採用しております。
さらに、当社では日本語能力試験N3レベルの外国人人材を採用しており、来日時には日本語能力試験N2レベルに到達できるよう、特別な日本語教育プログラムによるサポートも提供しております。

その他

Q.「建設アシスト」の採用が、「働き方改革関連法」を遵守する手段になりうるのか教えてください。

A.
実際に「建設アシスト」を導入いただいた企業の施工管理者様に対し、「1日あたりの残業削減時間」についてアンケートを実施したところ、87%の方から「残業時間が削減された」とのご回答をいただいております。
「建設アシスト」をご活用いただくことで、「働き方改革関連法」の遵守に向けた有効な手段となることが期待されます。